レーベル理念

ミューズアート・レーベルは、心温まる、感動する音楽を発信しています。
昔から歌い継がれた、童謡の心を音楽に込めて、
アーティストは、一曲一曲にその思いを込めて
作詞・作曲にあたり、
歌に託し、歌い上げ、演奏をしています。
第1弾リリースアルバム『おの時のあの景色』に込めた思い
ミューズアート・レーベルがその第一弾として発表したアルバム『あの時のあの景色』は、
とてもユニークな方法で創作がなされています。

アルバム曲の全ての楽曲が、
3歳から11歳の子供の原作によって歌が創られているのです。
子供の発する無垢な言葉、鼻歌、何度も繰り返すメロディー、
心に描いたピュアな物語…などなど…。
心を汲み取り、
それらを元に歌詞を創っていきました。
子供達がふと浮かんだキーフレーズから、どんな歌にしたいのかを想像し、
サビ、あるいは出だしを作曲し、
前奏、間奏、終奏、変奏楽曲、楽曲構成と…。
私たちにとってかけがえのない珠玉の歌を
生み出していきました。
そうして出来上がった歌集、それが、
第1弾リリースアルバム『あの時のあの景色』なのです。
子供達の混じりけの無い心で発した言葉やメロディーに、
よくよく思い知らされ、教えてもらったこと…。
ーこの歌たちは、決して大人には創れないー
そしてまた、
ー子供だけでは創れないー
もっとも美しく、気高い感性は、子供のうちにたくさん溢れ出ている…。
しかしその輝きに、注目する大人がいなければ
そこで終わってしまう…。
表現したり、人に伝えるための工夫を
よく知っている大人が手ほどきすると、
こんな素晴らしい歌が出来上がるの…
今この世界では、昔ながらの童謡の心をもった歌は、どんどん耳にしなくなってきています。
このアルバムは、もちろん子供達に聴いて欲しいのですが、
むしろ童謡の心を持ち、それを懐かしい、やっぱりいいなと思う大人の方に向いていると思います。
もし、私たちの言葉に共感され、CDをご購入していただいたのであれば、
是非、あまり童謡を聴いたことのない子供達に聞かせてあげて欲しいと思います。
そうして、私たちのアルバムCDが、多くの方に届きますよう…。
私たちは願いを込めて、このアルバムを創りました。
子供達に本物志向の音楽、クラシック音楽に親しんでほしい

私たちの願いは、
童謡の心をもった歌を未来へ向けて、
伝え続けてゆくというものと、
もう一つ子供達に伝えたい想いがあります。
それは本物志向の音楽、クラシック音楽です。
モーツアルト、ショパンの時代では、
音楽=クラシック
つまり、今の私たちがJ-popを聞く感覚で、
当時の人は、娯楽感覚でポピュラーにクラシック音楽を聴いていたのです。
『おの時のあの景色』の楽曲は、クラッシック音楽の様式、
対位法、和声にこだわって楽曲を創っています。
子供達の想いから生まれた歌メロに、
モーツアルトやショパンと同じような技法で楽曲伴奏をつけています。
アルバム曲『お月様のお顔』ならば、『フォーレ』
『お花に中にもぐってみたの』ならば、『ドビュッシー』
『おひさまの下で』ならば、『バッハ』
を彷彿すると思います。
全曲を通して、ショパンのようなロマン派の性格、
『憂う和声進行』『複合和音』が飛び出し…。
ドビュッシーのような近代派の、
斬新かつスカッとする借用和音、重なり合う複合調性、
ジャンプする転調の醍醐味が盛り込まれています。
もちろん独りよがりな難解な楽曲ではありません。
メロディーに調和するように楽曲は創られています。
童謡の心をもった、クラシック楽曲、
それが私たちの音楽スタイルです。